本当に「話せばわかる」の?

話してもわからなかった

五・一五事件で海軍将校に殺された、犬養首相が「話せば分かる!」と言ったのが有名です。
ですけど、「五・一五事件なんて知らんわ!」という世代が増えていますので、いつものごとくwikipediaを貼っておきましょう。
五・一五事件

五・一五事件 – Wikipedia

この事件の計画立案・現場指揮をしたのは海軍 中尉・ 古賀清志で、死亡した藤井斉とは同志的な関係を持っていた。事件は 血盟団事件につづく 昭和維新の第二弾として決行された。古賀は昭和維新を唱える海軍青年将校たちを取りまとめるだけでなく、 大川周明らから資金と 拳銃を引き出させた。 農本主義者・ 橘孝三郎を口説いて、主宰する 愛郷塾の塾生たちを農民決死隊として組織させた。時期尚早と言う陸軍側の 予備役 少尉 西田税を繰りかえし説得して、後藤映範ら11名の陸軍 士官候補生 を引き込んだ。

普通は意見の相違があった時、話し合って互いの溝を埋める作業をすることが多いですよね?
会社での仕事なんて、ほとんどこの行為のためにあると言ってもいいくらい、調整ばかりをやっていたような気がします。

ですけど、中には全く時間をかけても意味が無いくらい平行線を辿るときがあります。
こういう時は、自分の無能さにうちひしがれてしまうのですが、自分がうつになって行動療法の本を読んでから、「そもそも話せばわかるという前提がおかしいのでは?」と思うようになりました。

話し合って互いの溝を埋める時には、お互いの常識が共通でないといけないと思うんです。
ですが、たまに同じ業界で仕事をしているにも関わらず、常識が一致しないケースが発生します。
例えば、「お客さんの」定義なんかは最たるものではないでしょうか?

営業職にとっては「お客さん」はお金をくれる、商品の購買者になるのですが、私の務めていた会社には工場がありましたが、工場の生産管理課にとっては「お客さん」は現場の労働者なんですね。
現場の労働者にとってのお客さんは居ないんです。
ただひたすら言われた製品を指示書に従って作り続けることだけですから、いい製品ができるとは考えにくい環境です。

こういう状況下では、お客さんが・・と言っても、話が通じないことが多いですよね。
だって、常識が共有されていないんですから。

話してもわからないこともあると思うと気が楽になる


上記の環境下では営業職は顧客と生産工場との間の緩衝材にならざるをえないため、よっぽど良いポジションに居ない限り短命化してしまいます。

僕の場合も中年以降の中途採用でしたから、当然一番苛烈な部分にはめ込まれるわけですが、10年で緩衝材としては役立たずになってしまいました。

ただ、当初は、自分の調整能力が足りないことに起因していると自分を責める気持ちが強かったのですが、数年した時点で顧客の定義が違うことなどに気づくことで、違う方法でなんとか要望を実現する方法などを考えたりすることが出来ました。

顧客と思っているものがそれぞれの立場では違うのに、その違うものをゴリゴリ押し付けたところで自分の真意は伝わらないですもんね。
ネットでよくある「お前が思うのならそうなんだろう、お前の中ではなというやつです。

僕が、サラリーマン金太郎的なカリスマ性をを持つのであれば、自分の伝えたいことを万人に伝え、理解してもらえるなんてことも可能なんでしょうが、そうでない場合は時間や精神をすり減らすだけ無駄が発生することになります。
ダメならダメで仕方がない。
やるべき手順をとりあえず踏んでみて、それでだめなら素直に引いて、他の方法でこちらの要求を通せるように調整するという考え方が必要でしょうね。

多分、この流れが当事者にとっても、周囲にとっても一番良い解決方法なんだと思います。
だって、そういう認識の違いを放置しているのは、それがその企業にとって現状の最適解なんでしょうから。

もっと面倒な人たちも

一定数、とにかく誰にでも噛みつきたくなる人も存在するということもあります。
かまってちゃん的な感じですかね?

もうね、そういう人たちには金輪際関わりたくないですね。
もう50以上になりますと、流石に残りの人生のほうが少なくなってきているのを感じていますから、できるだけ意味のない時間は使いたくないです。

例えば、100人の客がいて、80人が自分のファンであり、残りの20人中2人位が、問題の有るかまってちゃんだったら、その2人の相手をするより、自分のファンである80人と、残り18人のケアを行なって、どうしても時間があまって、やりたいことであればかまってあげればいいんじゃないかと思います。

それを「声が大きいから」という理由で、かまってちゃんを先に対応しようとするから、自分のファンを減らしていってしまうんじゃないでしょうかね?

この辺は外国のメーカーなんかは徹底していますから、労働人口の減っている日本の企業なんかも考え方を買えていかないと営業マンがどんどん居なくなっちゃうんじゃないですかね?



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