労働時間の管理ソフトにもなるよ

ブラック企業という言葉は一般的になってはいるのですが、なかなか定義付けがしっかりと出来ていないので、今ひとつ対策もシャキッとしたものが出ていないようですね。
そもそも逮捕権のある労働基準監督署がブラックで監督官が死にそうという話も聞きますので、そもそも行政職員の給料が高すぎるのが原因でしょ?
他の先進国並みに給与水準を切り下げて、数をちゃんと雇えばいいじゃんという結論一択しか無いはずですが、既得権の関係上そうもならないでしょうね。(ー_ー;)
いつもの行政批判はココまでにして、このブラゼロというアプリのご紹介です。
開発元は札幌の会社のようですが、スマホのGPS機能を使いつつ、労働時間管理もできるようですので事務職の人で長時間労働者の場合は役に立ちそうですね。
burazero
No Description
詳しくは、上記のサイトを見ていただければ判るのですが、初期の登録時に会社の連絡先を登録しまして、あまりの長時間労働が繰り返されたりするような、ブラック企業特有の事例があった場合に、匿名で登録した連絡先に警告を送ってくれるというもの。
その際も送りっぱなしではなく、2,3ヶ月後には再度ユーザーに確認をした上で、改善されていない場合には監督官庁に連絡を取ってくれるという優れものです。
なんでも行政のせいにするなよ?
非効率な行政の仕組みですが、そもそも公務員制度はどの国でも非効率であり、忌まわしいものでもあるにも関わらず税金の再分配を行う上で、一応役に立つ制度ですので無くなることはないでしょう。
詳しくはパーキンソンの法則をご参照下さい。
パーキンソンの法則 – Wikipedia
パーキンソンの法則(パーキンソンのほうそく、Parkinson’s law)は、 1958年 、英国の歴史学者・政治学者の著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、およびその中で提唱された法則である。役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるというもの。
仕事をしてもらわないといけない警察・消防・軍隊については、著しい内向きの世界ですから、就職する側にとっても大変な世界かもしれません。
そういう意味では、田舎の地方公務員に縁故で採用されて、適当に水道とかのメンテでもやっているというのが最終的な勝ち組のような気がしますが、論点はココではありません。
何故、行政が動かないかという点を考えるべきです。
あなたがブラック企業に勤めていて、勇気を振り絞って通報したとしましょう。
・労働時間は記録していますか?
・タイムカードを早打ちする習慣があったのは、何らかの指示があっているはずですがちゃんと証拠を取っていますか?
・パワハラ・セクハラでも勿論証拠がいりますよ?
・嫌がらせを受けた時も誰がいちどのように・・と5W1Hで説明できますか?
結構出来ていないから行政が動けないというケースも有るのではないかと思います。
ただでさえケツが重い行政機関に動いてもらう以上、最低限の証拠を集めて提出して、更に万全を期すために共産党なり朝日新聞なりに連絡してみたら如何でしょう?
ちなみに、厚労省関連の通報先はここをクリックしてみて下さい。
公益通報者の保護|厚生労働省
厚生労働省への公益通報について紹介しています。
今回ご紹介のブラゼロは、そういうややこしいことはしたくないけど、会社に気づかせたいというような人には最適なアプリかもしれません。